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大須にじいろ映画祭2015ご報告 [映画祭]

orff2015_flier_R.jpg大須にじいろ映画祭2015 報告レポート
5/23.24に開催した大須にじいろ映画祭から早2か月以上もたってしまいました~。
始まるのもあれよあれよ、という感じでしたが、終わったのも早かったですね。会場の都合で17時までに終わるということもあり、なにかしら、終わった後も時間が早すぎて実感わかない感じでした。
ようやく経理の処理も一通り終わったので、ここらでレポなどまとめておきたいと思います。

名古屋で初のLGBT系映画祭をやりたい!と声を上げてから、紆余曲折、たくさんの方のお力をかりて、なんとか開催にこぎつけられて本当に感謝しております。それも長編作品は日本初公開を含む愛知初公開作品が集まりました。初めての映画祭でこのスタッフの人数で日本初の作品を、字幕を入れる作品をお披露目できるなんて、夢のようでした。
「Sweet Eighteen」の何監督との間に入ってくれた秦勤さんには本当に感謝です。中国ではまだクィア映画はなかなか認められないような状況のなか、この作品を日本で見てもらえるなら、と監督のご配慮で無料上映となりました。名古屋の皆さんは本当にラッキーでしたね。お客様からも「素晴らしい作品で、ここだけで上映するのはもったいない」とのお言葉もいただきました。出演者も日本人好みの女優ばかりなので、そういう点でもウケがよかったかもです。バリバリのレズビアン的感情ではない、ほんのりした友情とも愛情ともとれるほのかな感情がよかったですね。音楽、風景ともあいまって、好評でした。多くの方がボーイフレンドの扱いがかわいそうだったとおっしゃってましたが。

続く無料上映の短編①は名作と言われている片岡翔監督の「くらげくん」を招待作品としてお借りしました。くらげくんがとにかくキュートで、たまらなかったです。これは絶対やりたかったので、片岡監督にご無理言いました。ありがとうございます。また名古屋在住の松山昂史監督がこの映画祭のために作ってくれた「空白」を併せて上映しました。名古屋のゲイ事情というか日常を切り取ったもので、みなさんに馴染みのある場所などがふんだんに出てきて、また会話も脚本はなく、その場で会話してもらったというリアルな作品でした。松山監督に上映後お話いただき、また出演者のミニオニさんも会場にいらっしゃったので、トークに加わっていただきました。撮影中のエピソードや、観客からの質問などに答えていただきました。松山監督には、この作品のほか「Call Me Kuchu」でもお話していただき、いろいろアドバイスもしていただき、本当にお世話になりました。

初日最後は浜野佐知監督の「BODY TROUBLE 男が女になるビョーキ?」でで盛り上がりました。もともとピンク映画だったものをR15にしたもので、けっこう刺激的な作品でもあります。監督のほか脚本の山崎邦紀さんもいらっしゃって、トークはまるで漫才のように面白かったです。この作品は映画館でやらずに映画祭などでかけていくようですが、ぜひお話も含めて伺うと面白さが倍増しますよ。そんな流れで交流パーティーにもなだれ込み、浜野監督、山崎さんを中心とした言いたい放題の交流パーティーですごく楽しかったです。
交流パーティーは映画祭の趣旨に理解を示してくださった下呂のなっとく豚さんがフードを提供してくださいました。メス豚と去勢豚の食べ比べなどもさせていただき、豚肉は女も男もない、性別は関係ない、といったことを実際食べることによって教えていただきました。どのお肉料理もおいしく、参加者は全員なっとく豚ファンになってました。なっとく豚さんはご自身でも映画の上映企画などもされているので、本当にいつもありがたい存在です。

2日目は「Call Me Kuchu」で幕開け。朝から重いドキュメンタリーを見せていまったわけですが、普通の劇映画だけでなく、こういうなかなか見れない、でも見ておくべきドキュメンタリーを1本は入れたかったのです。ウガンダの現状を目の当たりにして、トークの時間は静まりかえってしまいました。みなさん一様にショックを隠せない感じでした。松山さんに名古屋での現状はどうか、というお話を少ししていただきましたが、お客様には映画のインパクトが強すぎるといった感じに見えました。他の国のLGBT事情、現状を知るうえで、上映してよかったと思いました。用意したLGBT迫害マップもなくなってしまい、みなさんの心にも響いたと思っております。

短編②は公募した3作品を上映しました。公募したのに、3つともかぶることがなく、素晴らしいラインナップとなりました。「渚の妖精たち」の木場監督、「私は渦の底から」の野本監督が来場し、それぞれが作品を作るに至った経緯などお話したり、質問を受けたりしました。

クロージングはスウェーデン映画祭でのみ上映された「四年間」。東京以外で見れないのが残念なほどかわいい作品なので、ぜひ、と思い、スウェーデン大使館のご協力のもと、上映させていただきました。北欧映画の本も出版されている渡辺芳子さんにお越しいただき、上映後にトークしていただきました。政治家がテーマなので、北欧の政治についての質問や、在デンマーク大使館の方のお話など映画以外の北欧の現状もお話いただきました。もちろん監督や映画自体のお話もされて、クロージングにふさわしい作品で幕を閉じました。

2日間、9作品という小さなスタートの映画祭ですが、アンケートや皆様からはあたたかい声が多かったので、来年以降もぜひ頑張って続けていきたいと思っています(いずれ掲載します)。続けていくことで理解が深まっていくんだろうと思っています。来年は時期や会場も考えたいと思っているので、また決定したらお知らせしますが、大須にじいろ映画祭のことを忘れずにいてくださいね。

最後に参加してくださったみなさまが少しでも何か感じていただけたなら、やった甲斐があったなと思います。本当にこんな小さな映画祭に参加くださり、ありがとうございました。
助成、後援、協賛してくださった皆様にはもちろんですが、展示を快くひき受けてくださった磨季さん、ボランティアや運営・相談に乗ってくださったみなさま、告知してくださったみなさま、チラシ受け取ってくださったみなさま、かかわってくれたすべての皆様にも心からの感謝をこめて。ありがとうございました。
大須にじいろ映画祭実行委員会 代表 江尻真奈美(2015.8月)

掲載が遅くなりました。今後ブログでも劇場でいた映画などご紹介していこうかと思っています。
来年度は5月ではなく8月下旬あたりに開催したいと考えています。またボチボチご案内していきますね。よろしくお願いします。


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